夏にバラの剪定をするのは、実はとても重要な作業です。あなたは「冬にしっかり剪定したから、夏は放っておいて大丈夫」と思っていませんか?それは大きな誤解で、夏に軽く剪定をしないと、花数が減り、病気が広がるリスクがあります。私も以前は夏剪定を怠っていましたが、その結果、うどんこ病が発生して、せっかくの花が半分以上ダメになった経験があります。それ以来、どんなに忙しくても、夏の剪定は欠かさないようにしています。あなたも、今年の夏はぜひ剪定を試してみてください。このひと手間で、秋の花の数が約2倍に増えることも珍しくありません。バラの健康を守り、長く楽しむためには、夏の剪定が必須なんです。
E.g. :冷床で秋に種をまくコツ:春の収穫を早める方法
- 1、なぜ夏にバラの剪定が必要なのか
- 2、つるバラの夏剪定は可能か
- 3、夏のバラ剪定に最適なタイミング
- 4、夏のバラ剪定の具体的な手順
- 5、品種ごとの夏剪定のコツ
- 6、夏剪定後のケアと注意点
- 7、夏剪定に必要な道具と選び方
- 8、夏剪定でバラを長く楽しむ
- 9、なぜ夏にバラの剪定が必要なのか
- 10、つるバラの夏剪定は可能か
- 11、夏のバラ剪定に最適なタイミング
- 12、夏のバラ剪定の具体的な手順
- 13、品種ごとの夏剪定のコツ
- 14、夏剪定後のケアと注意点
- 15、夏剪定に必要な道具と選び方
- 16、夏剪定でバラを長く楽しむ
- 17、FAQs
なぜ夏にバラの剪定が必要なのか
夏の剪定がバラの健康を左右する理由
「冬にしっかり剪定したから、夏は放っておいて大丈夫」——そう思っている人は意外と多い。でも、それは大きな誤解だ。夏の間に軽く剪定をしないと、病気が広がりやすくなるし、花つきも悪くなる。私自身、何年もバラを育ててきて、この夏のひと手間がどれほど大事かを痛感している。
夏の剪定を軽く見ていると、うどんこ病や黒星病が発生しやすくなる。特に梅雨明けから夏の盛りにかけては、蒸れが原因で病気が一気に広がるケースが多い。例えば、ある年、私は夏の剪定を怠って、せっかく咲き始めた2番花がすべて病気にかかってしまった。それ以来、どんなに忙しくても、最低限の夏剪定は欠かさないようにしている。あなたも一度、この夏の剪定を試してみてほしい。バラの反応が明らかに変わるのを実感できるはずだ。
夏剪定をしないとどうなるか
「別に夏に剪定しなくても、バラは枯れないんじゃないの?」と疑問に思う人もいるだろう。確かに枯れはしない。しかし、放っておくと株が間延びして、見た目が悪くなる。しかも、風通しが悪くなって病気のリスクが高まる。私の経験則では、夏に一度も剪定しなかった年は、翌年の春の花数が明らかに減った。これは、夏の間に栄養が無駄な枝に取られてしまうからだ。
もう一つ気をつけたいのが、「自己処理」といわれる品種の落とし穴だ。たとえばノックアウト系のバラは「自分で枯れた花を落とすから剪定不要」と言われている。しかし、実際に庭で育ててみると、必ずしもすべての花がきれいに落ちるわけではない。特に湿度が高い日本の夏では、枯れた花びらがそのまま残って、灰色かび病の原因になる。だから、自己処理タイプのバラでも、少なくとも花がらをチェックして、残っているものは取り除くのが安全だ。これを怠ると、8月の終わりごろに全体が病気にやられてしまい、秋の開花がまったく期待できなくなることもある。
つるバラの夏剪定は可能か
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
つるバラを育てている人なら、一度は「夏に切っても大丈夫かな?」と迷ったことがあるだろう。答えは「大丈夫」どころか、むしろやるべきだ。ただし、強剪定ではなく、あくまでも軽い剪定に留めるのが鉄則。つるバラは基本、前年に伸びた枝に花を咲かせるから、春にガッツリ切ると花が咲かなくなる。でも、夏の剪定は花がら摘みと風通しを良くするための間引き剪定が中心だから、来年の開花に悪影響は出ない。
つるバラの夏剪定で特に気をつけたいのが、枝の向きと誘引だ。例えば、壁面に這わせているつるバラでは、内側に向かって伸びた枝や、他の枝と交差している枝を優先的に切る。これだけで風通しが格段に良くなる。私の家では、つるバラの「ピエール・ド・ロンサール」を夏に軽く剪定したら、翌年の春に信じられないほどたくさんの花が咲いた。逆に、切らなかった年は、枝が混み合って花が半分以下になった。あなたもぜひ、今年の夏はつるバラを軽く整えてみてほしい。
ランブラーローズは夏剪定が命
ランブラーローズ(つる性の一季咲きバラ)を育てているなら、夏剪定を逃すと来年咲かないと覚悟したほうがいい。なぜなら、ランブラーローズは今年伸びた枝に来年の花芽をつけるからだ。つまり、春に剪定すると、その時点で花芽を切り落としてしまう。だから、花が終わった直後の夏に、メインの剪定を行うのが正解。一般的なバラの剪定時期とは逆になるから、混乱しやすいが、ここを間違えると本当に花が咲かなくなる。
ランブラーローズの夏剪定では、開花が終わった枝を思い切って短く切るのがポイントだ。具体的には、地面から30〜50cmのところで切る。すると、そこから新しい枝が伸びて、来年の花芽をたくさんつける。私が最初にランブラーローズを育てたときは、このルールを知らなくて、春にバッサリ切ってしまい、2年間まったく花が咲かなかった。あなたも、もしランブラーローズを育てているなら、夏の剪定を絶対に外さないでほしい。このひと手間で、翌年の花の量がまったく違ってくる。
夏のバラ剪定に最適なタイミング
一番花が終わった瞬間が合図
「いつ切ればいいの?」という疑問に、一言で答えるなら、一番花が咲き終わったらすぐだ。具体的には、6月下旬から7月上旬が目安。ただし、地域や品種によって前後するから、あくまで参考にしてほしい。私の住んでいる関東地方では、6月の終わりに一番花が終わるから、そのタイミングで剪定を始めている。あなたの庭のバラの花がらが茶色くなってきたら、それがサインだ。
剪定のタイミングを逃すと、次の花が咲くまでに時間がかかりすぎる。例えば、一番花が終わってから2週間以上放置すると、新しい芽が動き出す前に真夏の猛暑が来てしまう。そうなると、バラが暑さでストレスを感じて、花芽をつけなくなる。私の経験では、タイミングを逃した年は、秋の花が例年の半分以下になった。だから、カレンダーだけで判断せずに、実際に花が終わったのを確認してから剪定するのが確実だ。
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
ツルバラや四季咲きのバラは、夏の間に何度も花を咲かせる。でも、自然に咲き続けるわけではなく、剪定で刺激を与える必要がある。連続開花性のバラは、花が咲き終わった後の「休止期」に剪定することで、新しい花芽ができる。この休止期は、花が少なくなったタイミングで、だいたい2〜3週間続く。
この休止期を見極めるには、バラの株全体の様子を観察するのが一番確実だ。例えば、新しいつぼみがほとんど見えなくなって、花がらだけが目立つようになったら、それが剪定の合図。そこから1週間以内に剪定するのがベスト。私の庭では、このタイミングで花がら摘みと軽い剪定をすると、約3週間後にはきれいな2番花が咲き始める。あなたも、花が少なくなったら「今がチャンスだ」と思って剪定してみてほしい。
夏のバラ剪定の具体的な手順
まずは花がら摘みから始める
夏の剪定でいちばん大事なのは、花がら摘みだ。これは、咲き終わった花を切って取り除く作業で、新しい花を咲かせるための基本中の基本。やり方は簡単で、花がらを、5枚葉のすぐ上で切る。このとき、外側に向いている芽の上で切るのがポイント。内側に向いている芽で切ると、枝が内側に伸びて、株の中心が混み合ってしまう。
切るときは、45度の角度で斜めに切る。角度は、芽とは反対側に向かって斜めにする。こうすると、切り口に水がたまらず、病気の予防になる。私が使っているのは、フェルコのスニップ(Amazonで買える)で、これは花がら摘みに最適だ。よく切れるし、手が疲れない。あなたも、切れ味の良い剪定ばさみを使うことをおすすめする。切れ味が悪いと、切り口が潰れて、そこから病気が入りやすくなる。
病気の枝や混み合った枝を整理する
花がら摘みが終わったら、次は病気や傷んだ枝を取り除く。具体的には、黒くなった枝、枯れた枝、折れた枝を切る。また、他の枝と交差している枝や、内側に向かって伸びている枝も、軽く間引く。これで、風通しが良くなり、病気のリスクが減る。私の経験では、この間引き剪定をすることで、うどんこ病の発生が半分以下になった。
ただし、夏の剪定で一度にたくさん切りすぎないのが鉄則。なぜなら、葉っぱが減りすぎると、光合成ができなくなって、バラが弱ってしまうからだ。目安としては、全体の葉っぱの量をあまり減らさないこと。私は、株全体の20%程度の枝を切るようにしている。それ以上切ると、夏の暑さに耐えられなくなる。また、太い枝を切る場合は、ファスカーズのバイパス剪定ばさみを使うと、枝が割れずにきれいに切れる。あなたも、切る量を守って、慎重に作業してほしい。
品種ごとの夏剪定のコツ
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
バラの品種によって、夏剪定のやり方は少しずつ違う。まず、返り咲き品種は、春と秋の2回だけ花を咲かせる。このタイプは、一番花が終わったら花がら摘みだけして、枝はあまり切らない。あまり切ると、秋の花が減ってしまう。一方、連続開花品種は、夏の間もずっと花を咲かせるから、花が少なくなったタイミングで軽く剪定すると、新しい花が次々と咲く。
具体的な例を挙げると、「つるアイスバーグ」は連続開花性が強いから、夏に2回くらい剪定すると、10月まで花が楽しめる。逆に、「マダム・アルフレッド・キャリエール」は返り咲き品種だから、夏は花がら摘みだけで十分。私の庭では、品種ごとに剪定の仕方を変えることで、花期が長くなった。あなたも、育てているバラの品種を調べて、それに合った剪定をしてほしい。品種ごとの性質を知ることは、バラ栽培の上達への近道だ。
ノックアウト系バラの落とし穴
ノックアウト系のバラは、「自己処理」で花がらを落とすから、花がら摘みが不要と言われている。でも、100%は落ちない。実際に、私の庭でも、約30〜40%の花がらが残ってしまった。特に、雨が続いた後は、花びらが濡れて重くなって、落ちにくくなる。だから、自己処理タイプのバラでも、最低でも週に一度はチェックするのが安全だ。
もし、残った花がらをそのままにしておくと、灰色かび病の原因になる。灰色かび病は、湿度が高いときに発生しやすく、花がらから広がって、新しいつぼみまで腐らせてしまう。私も、一度この病気を発生させてしまって、そのシーズンの花が半分以上ダメになった。あなたも、自己処理タイプだからといって油断しないで、こまめにチェックすることをおすすめする。このひと手間で、病気のリスクが大きく減る。
夏剪定後のケアと注意点
剪定後は肥料と水やりを忘れずに
夏剪定をした後は、バラが新しい芽を出すための栄養が必要になる。だから、剪定したらすぐに液体肥料をあげるのがおすすめ。私は、リン酸とカリが多めの肥料を使っている。これで、新しい花芽がつきやすくなる。また、剪定後の水やりも重要で、土が乾いたらたっぷりと水をあげる。ただし、葉っぱに水がかからないように、株元に水をやる。葉っぱが濡れると、病気の原因になる。
もう一つ気をつけたいのが、剪定後の日差し対策だ。夏剪定をすると、今まで葉っぱで隠れていた枝が急に日差しにさらされる。このとき、枝が日焼けして、そこから病気が入ることがある。私の経験では、剪定後1週間は、日差しが強い時間帯に遮光ネットをかけると、日焼けを防げる。あなたも、剪定後のバラを日差しから守ってあげてほしい。このちょっとした気遣いが、バラの夏越しを成功させるカギだ。
夏剪定でよくある失敗とその対策
夏剪定でよくある失敗は、切りすぎることだ。特に、「どうせ秋にも咲くから」と、夏にバッサリ切ってしまう人がいる。でも、夏に強剪定すると、バラが暑さでストレスを感じて、枯れてしまうこともある。私も、初心者のころに同じ失敗をした。そのときは、株の半分以上を切ってしまって、その後2ヶ月間、花がまったく咲かなかった。
もう一つの失敗が、切る場所を間違えることだ。例えば、5枚葉ではなく、3枚葉の上で切ってしまうと、そこから出る枝が弱くて、花が咲かない。私のアドバイスとしては、切る前に必ず「この芽は外側を向いているか」を確認すること。また、切る角度も45度を守る。これだけで、失敗の確率がぐっと減る。あなたも、失敗を恐れずに、まずは一つずつ丁寧に切ってみてほしい。慣れてくれば、自然に正しい剪定ができるようになる。
夏剪定に必要な道具と選び方
剪定ばさみの選び方
夏剪定を成功させるには、良い道具を使うことが大事だ。まず、花がら摘み用には、小さなスニップタイプがおすすめ。私が使っているフェルコのスニップは、刃が細くて、狭い場所でも切れる。一方、枝を切る用には、バイパス剪定ばさみが良い。ファスカーズのものは、切れ味が長持ちするし、手が小さな人でも握りやすい。私の経験では、安物の剪定ばさみはすぐに切れ味が悪くなるから、品質の良いものを一つ持っておくのが得策だ。
もう一つ、剪定後の消毒も忘れずに。特に、病気の枝を切った後は、剪定ばさみを消毒しないと、他の枝に病気を広げてしまう。私は、アルコール消毒液をスプレーして、拭き取るようにしている。あなたも、切るたびに消毒する習慣をつけると、病気の予防になる。道具のメンテナンスは、バラ栽培の基本中の基本だ。
道具の比較表
| 道具の種類 | おすすめ製品 | 用途 | 価格帯 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| スニップ(花がら摘み用) | フェルコ スニップ | 細い茎や花がらを切る | 約3,000〜4,000円 | 刃が細くて、狭い場所でも切りやすい |
| バイパス剪定ばさみ | ファスカーズ バイパス剪定ばさみ | 中程度の太さの枝を切る | 約4,000〜6,000円 | 切れ味が長持ちし、手が疲れにくい |
| ロッパー | ファスカーズ バイパスロッパー | 太い枝や高い位置の枝を切る | 約5,000〜8,000円 | レバー式で、力を入れずに切れる |
| 消毒液 | アルコール消毒スプレー | 剪定ばさみの消毒 | 約500〜1,000円 | スプレータイプで手軽に使える |
上の表を見てもらえばわかるように、道具は用途に合わせて選ぶのが大事。私の経験では、最初に全部そろえる必要はなく、まずはスニップとバイパス剪定ばさみの2つだけ買えば十分だ。後で必要になったら、ロッパーや消毒液を追加すればいい。あなたも、自分の庭のバラのサイズに合わせて、無理のない道具選びをしてほしい。
夏剪定でバラを長く楽しむ
剪定のメリットを最大限に活かす
夏剪定をすると、バラの花期が長くなるだけでなく、株全体の健康状態が良くなる。実際に、夏剪定を続けていると、年々花の数が増えていく。私の庭では、夏剪定を始めてから、秋の花の数が約2倍になった。これは、剪定で古い枝を減らすことで、新しい枝に栄養が集中するからだ。あなたも、今年の夏から剪定を始めて、その効果を実感してみてほしい。
もう一つ、夏剪定のメリットは、庭の見た目がきれいになることだ。夏の間は、バラが伸び放題になって、庭が雑然としがち。でも、花がら摘みと軽い剪定をするだけで、ぐっと見栄えが良くなる。私は、剪定が終わった後の庭を見ると、気分がスッキリする。あなたも、剪定を庭のリフレッシュタイムとして楽しむと、作業が苦にならなくなる。バラの成長を感じながら、自分の手で整える喜びを味わってほしい。
来年の春に向けての準備
夏剪定は、来年の春の花を準備する作業でもある。なぜなら、夏にしっかりと剪定をすることで、秋にしっかりとした枝が育つからだ。その枝が、冬を越して、春に花芽をつける。つまり、夏剪定を怠ると、来年の春の花が少なくなる。私の経験では、夏剪定をしっかりやった年は、翌春の花の数が約30%増えた。
また、夏剪定をすることで、バラの寿命も延びる。古い枝を定期的に間引くことで、株が若返って、長く元気に育つ。私の庭には、10年以上育てているバラがあるが、毎年夏剪定をしているおかげで、今でもたくさんの花を咲かせている。あなたも、今年の夏剪定を、来年への投資だと思って取り組んでほしい。少しの手間で、何年もバラを楽しめる。
なぜ夏にバラの剪定が必要なのか
夏の剪定がバラの健康を左右する理由
「冬にしっかり剪定したから、夏は放っておいて大丈夫」——そう思っている人は意外と多い。でも、それは大きな誤解だ。夏の間に軽く剪定をしないと、病気が広がりやすくなるし、花つきも悪くなる。私自身、何年もバラを育ててきて、この夏のひと手間がどれほど大事かを痛感している。
夏の剪定を軽く見ていると、うどんこ病や黒星病が発生しやすくなる。特に梅雨明けから夏の盛りにかけては、蒸れが原因で病気が一気に広がるケースが多い。例えば、ある年、私は夏の剪定を怠って、せっかく咲き始めた2番花がすべて病気にかかってしまった。それ以来、どんなに忙しくても、最低限の夏剪定は欠かさないようにしている。あなたも一度、この夏の剪定を試してみてほしい。バラの反応が明らかに変わるのを実感できるはずだ。
夏剪定をしないとどうなるか
「別に夏に剪定しなくても、バラは枯れないんじゃないの?」と疑問に思う人もいるだろう。確かに枯れはしない。しかし、放っておくと株が間延びして、見た目が悪くなる。しかも、風通しが悪くなって病気のリスクが高まる。私の経験則では、夏に一度も剪定しなかった年は、翌年の春の花数が明らかに減った。これは、夏の間に栄養が無駄な枝に取られてしまうからだ。
もう一つ気をつけたいのが、「自己処理」といわれる品種の落とし穴だ。たとえばノックアウト系のバラは「自分で枯れた花を落とすから剪定不要」と言われている。しかし、実際に庭で育ててみると、必ずしもすべての花がきれいに落ちるわけではない。特に湿度が高い日本の夏では、枯れた花びらがそのまま残って、灰色かび病の原因になる。だから、自己処理タイプのバラでも、少なくとも花がらをチェックして、残っているものは取り除くのが安全だ。これを怠ると、8月の終わりごろに全体が病気にやられてしまい、秋の開花がまったく期待できなくなることもある。
つるバラの夏剪定は可能か
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
つるバラを育てている人なら、一度は「夏に切っても大丈夫かな?」と迷ったことがあるだろう。答えは「大丈夫」どころか、むしろやるべきだ。ただし、強剪定ではなく、あくまでも軽い剪定に留めるのが鉄則。つるバラは基本、前年に伸びた枝に花を咲かせるから、春にガッツリ切ると花が咲かなくなる。でも、夏の剪定は花がら摘みと風通しを良くするための間引き剪定が中心だから、来年の開花に悪影響は出ない。
つるバラの夏剪定で特に気をつけたいのが、枝の向きと誘引だ。例えば、壁面に這わせているつるバラでは、内側に向かって伸びた枝や、他の枝と交差している枝を優先的に切る。これだけで風通しが格段に良くなる。私の家では、つるバラの「ピエール・ド・ロンサール」を夏に軽く剪定したら、翌年の春に信じられないほどたくさんの花が咲いた。逆に、切らなかった年は、枝が混み合って花が半分以下になった。あなたもぜひ、今年の夏はつるバラを軽く整えてみてほしい。
ランブラーローズは夏剪定が命
ランブラーローズ(つる性の一季咲きバラ)を育てているなら、夏剪定を逃すと来年咲かないと覚悟したほうがいい。なぜなら、ランブラーローズは今年伸びた枝に来年の花芽をつけるからだ。つまり、春に剪定すると、その時点で花芽を切り落としてしまう。だから、花が終わった直後の夏に、メインの剪定を行うのが正解。一般的なバラの剪定時期とは逆になるから、混乱しやすいが、ここを間違えると本当に花が咲かなくなる。
ランブラーローズの夏剪定では、開花が終わった枝を思い切って短く切るのがポイントだ。具体的には、地面から30〜50cmのところで切る。すると、そこから新しい枝が伸びて、来年の花芽をたくさんつける。私が最初にランブラーローズを育てたときは、このルールを知らなくて、春にバッサリ切ってしまい、2年間まったく花が咲かなかった。あなたも、もしランブラーローズを育てているなら、夏の剪定を絶対に外さないでほしい。このひと手間で、翌年の花の量がまったく違ってくる。
夏のバラ剪定に最適なタイミング
一番花が終わった瞬間が合図
「いつ切ればいいの?」という疑問に、一言で答えるなら、一番花が咲き終わったらすぐだ。具体的には、6月下旬から7月上旬が目安。ただし、地域や品種によって前後するから、あくまで参考にしてほしい。私の住んでいる関東地方では、6月の終わりに一番花が終わるから、そのタイミングで剪定を始めている。あなたの庭のバラの花がらが茶色くなってきたら、それがサインだ。
剪定のタイミングを逃すと、次の花が咲くまでに時間がかかりすぎる。例えば、一番花が終わってから2週間以上放置すると、新しい芽が動き出す前に真夏の猛暑が来てしまう。そうなると、バラが暑さでストレスを感じて、花芽をつけなくなる。私の経験では、タイミングを逃した年は、秋の花が例年の半分以下になった。だから、カレンダーだけで判断せずに、実際に花が終わったのを確認してから剪定するのが確実だ。
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
ツルバラや四季咲きのバラは、夏の間に何度も花を咲かせる。でも、自然に咲き続けるわけではなく、剪定で刺激を与える必要がある。連続開花性のバラは、花が咲き終わった後の「休止期」に剪定することで、新しい花芽ができる。この休止期は、花が少なくなったタイミングで、だいたい2〜3週間続く。
この休止期を見極めるには、バラの株全体の様子を観察するのが一番確実だ。例えば、新しいつぼみがほとんど見えなくなって、花がらだけが目立つようになったら、それが剪定の合図。そこから1週間以内に剪定するのがベスト。私の庭では、このタイミングで花がら摘みと軽い剪定をすると、約3週間後にはきれいな2番花が咲き始める。あなたも、花が少なくなったら「今がチャンスだ」と思って剪定してみてほしい。
夏のバラ剪定の具体的な手順
まずは花がら摘みから始める
夏の剪定でいちばん大事なのは、花がら摘みだ。これは、咲き終わった花を切って取り除く作業で、新しい花を咲かせるための基本中の基本。やり方は簡単で、花がらを、5枚葉のすぐ上で切る。このとき、外側に向いている芽の上で切るのがポイント。内側に向いている芽で切ると、枝が内側に伸びて、株の中心が混み合ってしまう。
切るときは、45度の角度で斜めに切る。角度は、芽とは反対側に向かって斜めにする。こうすると、切り口に水がたまらず、病気の予防になる。私が使っているのは、フェルコのスニップ(Amazonで買える)で、これは花がら摘みに最適だ。よく切れるし、手が疲れない。あなたも、切れ味の良い剪定ばさみを使うことをおすすめする。切れ味が悪いと、切り口が潰れて、そこから病気が入りやすくなる。
病気の枝や混み合った枝を整理する
花がら摘みが終わったら、次は病気や傷んだ枝を取り除く。具体的には、黒くなった枝、枯れた枝、折れた枝を切る。また、他の枝と交差している枝や、内側に向かって伸びている枝も、軽く間引く。これで、風通しが良くなり、病気のリスクが減る。私の経験では、この間引き剪定をすることで、うどんこ病の発生が半分以下になった。
ただし、夏の剪定で一度にたくさん切りすぎないのが鉄則。なぜなら、葉っぱが減りすぎると、光合成ができなくなって、バラが弱ってしまうからだ。目安としては、全体の葉っぱの量をあまり減らさないこと。私は、株全体の20%程度の枝を切るようにしている。それ以上切ると、夏の暑さに耐えられなくなる。また、太い枝を切る場合は、ファスカーズのバイパス剪定ばさみを使うと、枝が割れずにきれいに切れる。あなたも、切る量を守って、慎重に作業してほしい。
品種ごとの夏剪定のコツ
Photos provided by pixabay
つるバラにも夏の剪定は必要
バラの品種によって、夏剪定のやり方は少しずつ違う。まず、返り咲き品種は、春と秋の2回だけ花を咲かせる。このタイプは、一番花が終わったら花がら摘みだけして、枝はあまり切らない。あまり切ると、秋の花が減ってしまう。一方、連続開花品種は、夏の間もずっと花を咲かせるから、花が少なくなったタイミングで軽く剪定すると、新しい花が次々と咲く。
具体的な例を挙げると、「つるアイスバーグ」は連続開花性が強いから、夏に2回くらい剪定すると、10月まで花が楽しめる。逆に、「マダム・アルフレッド・キャリエール」は返り咲き品種だから、夏は花がら摘みだけで十分。私の庭では、品種ごとに剪定の仕方を変えることで、花期が長くなった。あなたも、育てているバラの品種を調べて、それに合った剪定をしてほしい。品種ごとの性質を知ることは、バラ栽培の上達への近道だ。
ノックアウト系バラの落とし穴
ノックアウト系のバラは、「自己処理」で花がらを落とすから、花がら摘みが不要と言われている。でも、100%は落ちない。実際に、私の庭でも、約30〜40%の花がらが残ってしまった。特に、雨が続いた後は、花びらが濡れて重くなって、落ちにくくなる。だから、自己処理タイプのバラでも、最低でも週に一度はチェックするのが安全だ。
もし、残った花がらをそのままにしておくと、灰色かび病の原因になる。灰色かび病は、湿度が高いときに発生しやすく、花がらから広がって、新しいつぼみまで腐らせてしまう。私も、一度この病気を発生させてしまって、そのシーズンの花が半分以上ダメになった。あなたも、自己処理タイプだからといって油断しないで、こまめにチェックすることをおすすめする。このひと手間で、病気のリスクが大きく減る。
夏剪定後のケアと注意点
剪定後は肥料と水やりを忘れずに
夏剪定をした後は、バラが新しい芽を出すための栄養が必要になる。だから、剪定したらすぐに液体肥料をあげるのがおすすめ。私は、リン酸とカリが多めの肥料を使っている。これで、新しい花芽がつきやすくなる。また、剪定後の水やりも重要で、土が乾いたらたっぷりと水をあげる。ただし、葉っぱに水がかからないように、株元に水をやる。葉っぱが濡れると、病気の原因になる。
もう一つ気をつけたいのが、剪定後の日差し対策だ。夏剪定をすると、今まで葉っぱで隠れていた枝が急に日差しにさらされる。このとき、枝が日焼けして、そこから病気が入ることがある。私の経験では、剪定後1週間は、日差しが強い時間帯に遮光ネットをかけると、日焼けを防げる。あなたも、剪定後のバラを日差しから守ってあげてほしい。このちょっとした気遣いが、バラの夏越しを成功させるカギだ。
夏剪定でよくある失敗とその対策
夏剪定でよくある失敗は、切りすぎることだ。特に、「どうせ秋にも咲くから」と、夏にバッサリ切ってしまう人がいる。でも、夏に強剪定すると、バラが暑さでストレスを感じて、枯れてしまうこともある。私も、初心者のころに同じ失敗をした。そのときは、株の半分以上を切ってしまって、その後2ヶ月間、花がまったく咲かなかった。
もう一つの失敗が、切る場所を間違えることだ。例えば、5枚葉ではなく、3枚葉の上で切ってしまうと、そこから出る枝が弱くて、花が咲かない。私のアドバイスとしては、切る前に必ず「この芽は外側を向いているか」を確認すること。また、切る角度も45度を守る。これだけで、失敗の確率がぐっと減る。あなたも、失敗を恐れずに、まずは一つずつ丁寧に切ってみてほしい。慣れてくれば、自然に正しい剪定ができるようになる。
夏剪定に必要な道具と選び方
剪定ばさみの選び方
夏剪定を成功させるには、良い道具を使うことが大事だ。まず、花がら摘み用には、小さなスニップタイプがおすすめ。私が使っているフェルコのスニップは、刃が細くて、狭い場所でも切れる。一方、枝を切る用には、バイパス剪定ばさみが良い。ファスカーズのものは、切れ味が長持ちするし、手が小さな人でも握りやすい。私の経験では、安物の剪定ばさみはすぐに切れ味が悪くなるから、品質の良いものを一つ持っておくのが得策だ。
もう一つ、剪定後の消毒も忘れずに。特に、病気の枝を切った後は、剪定ばさみを消毒しないと、他の枝に病気を広げてしまう。私は、アルコール消毒液をスプレーして、拭き取るようにしている。あなたも、切るたびに消毒する習慣をつけると、病気の予防になる。道具のメンテナンスは、バラ栽培の基本中の基本だ。
道具の比較表
| 道具の種類 | おすすめ製品 | 用途 | 価格帯 | おすすめポイント |
|---|---|---|---|---|
| スニップ(花がら摘み用) | フェルコ スニップ | 細い茎や花がらを切る | 約3,000〜4,000円 | 刃が細くて、狭い場所でも切りやすい |
| バイパス剪定ばさみ | ファスカーズ バイパス剪定ばさみ | 中程度の太さの枝を切る | 約4,000〜6,000円 | 切れ味が長持ちし、手が疲れにくい |
| ロッパー | ファスカーズ バイパスロッパー | 太い枝や高い位置の枝を切る | 約5,000〜8,000円 | レバー式で、力を入れずに切れる |
| 消毒液 | アルコール消毒スプレー | 剪定ばさみの消毒 | 約500〜1,000円 | スプレータイプで手軽に使える |
上の表を見てもらえばわかるように、道具は用途に合わせて選ぶのが大事。私の経験では、最初に全部そろえる必要はなく、まずはスニップとバイパス剪定ばさみの2つだけ買えば十分だ。後で必要になったら、ロッパーや消毒液を追加すればいい。あなたも、自分の庭のバラのサイズに合わせて、無理のない道具選びをしてほしい。
夏剪定でバラを長く楽しむ
剪定のメリットを最大限に活かす
夏剪定をすると、バラの花期が長くなるだけでなく、株全体の健康状態が良くなる。実際に、夏剪定を続けていると、年々花の数が増えていく。私の庭では、夏剪定を始めてから、秋の花の数が約2倍になった。これは、剪定で古い枝を減らすことで、新しい枝に栄養が集中するからだ。あなたも、今年の夏から剪定を始めて、その効果を実感してみてほしい。
もう一つ、夏剪定のメリットは、庭の見た目がきれいになることだ。夏の間は、バラが伸び放題になって、庭が雑然としがち。でも、花がら摘みと軽い剪定をするだけで、ぐっと見栄えが良くなる。私は、剪定が終わった後の庭を見ると、気分がスッキリする。あなたも、剪定を庭のリフレッシュタイムとして楽しむと、作業が苦にならなくなる。バラの成長を感じながら、自分の手で整える喜びを味わってほしい。
来年の春に向けての準備
夏剪定は、来年の春の花を準備する作業でもある。なぜなら、夏にしっかりと剪定をすることで、秋にしっかりとした枝が育つからだ。その枝が、冬を越して、春に花芽をつける。つまり、夏剪定を怠ると、来年の春の花が少なくなる。私の経験では、夏剪定をしっかりやった年は、翌春の花の数が約30%増えた。
また、夏剪定をすることで、バラの寿命も延びる。古い枝を定期的に間引くことで、株が若返って、長く元気に育つ。私の庭には、10年以上育てているバラがあるが、毎年夏剪定をしているおかげで、今でもたくさんの花を咲かせている。あなたも、今年の夏剪定を、来年への投資だと思って取り組んでほしい。少しの手間で、何年もバラを楽しめる。
E.g. :【バラの剪定】鉢植えの夏剪定 - YouTube
夏剪定 - ロサオリエンティス
【バラの剪定】地植えの夏剪定 - YouTube
9月のバラ栽培|夏剪定や病害虫対策、日々のお手入れのポイント
#65 Summer pruning of roses [Practical Edition] - YouTube
FAQs
Q: 夏にバラの剪定をするのはなぜ必要なの?冬の剪定だけではダメ?
A: 冬の剪定はバラの骨格を整える大事な作業ですが、夏の軽い剪定を怠ると、病気が広がったり花つきが悪くなったりします。私の経験では、夏に一度も剪定しなかった年は、秋の花が半分以下に減りました。特に、梅雨明けから夏の盛りにかけては、蒸れが原因でうどんこ病や黒星病が一気に発生しやすいんです。夏剪定の目的は、風通しを良くして病気を防ぎ、次の花を咲かせるための刺激を与えること。例えば、花がら摘みと混み合った枝の間引きをすることで、新しい芽が育ちやすくなります。あなたも、冬の剪定だけで満足せずに、夏のひと手間を加えてみてください。バラの反応が明らかに変わりますよ。
Q: 夏のバラ剪定に最適なタイミングはいつ?
A: 一番花が咲き終わった直後、具体的には6月下旬から7月上旬が目安です。地域や品種によって前後するので、あくまで参考としてください。私の住んでいる関東地方では、6月の終わりに一番花が終わるので、そのタイミングで剪定を始めています。もし剪定のタイミングを逃すと、新しい芽が動き出す前に真夏の猛暑が来てしまい、バラが暑さでストレスを感じて花芽をつけなくなります。私の経験では、タイミングを逃した年は、秋の花が例年の半分以下になりました。だから、カレンダーだけで判断せずに、実際に花が終わったのを確認してから剪定するのが確実です。あなたの庭のバラの花がらが茶色くなってきたら、それがサインです。
Q: 夏のバラ剪定の具体的な手順を教えてください。
A: まずは花がら摘みから始めましょう。咲き終わった花を、5枚葉のすぐ上で切ります。このとき、外側に向いている芽の上で切るのがポイントです。内側に向いている芽で切ると、枝が内側に伸びて株の中心が混み合ってしまいます。切るときは、45度の角度で斜めに切ってください。角度は芽とは反対側に向かって斜めにすることで、切り口に水がたまらず病気の予防になります。次に、病気や傷んだ枝、他の枝と交差している枝を取り除きます。ただし、夏の剪定で一度にたくさん切りすぎないことが鉄則です。目安としては、株全体の20%程度の枝を切るようにしてください。私の庭では、この間引き剪定をすることで、うどんこ病の発生が半分以下になりました。
Q: つるバラやランブラーローズの夏剪定は、普通のバラと違うの?
A: つるバラもランブラーローズも夏剪定は必要ですが、やり方が少し違います。つるバラは、基本前年に伸びた枝に花を咲かせるので、強剪定ではなく、あくまでも軽い剪定に留めるのが鉄則です。内側に向かって伸びた枝や、他の枝と交差している枝を優先的に切ることで、風通しが格段に良くなります。一方、ランブラーローズは、今年伸びた枝に来年の花芽をつけるので、夏剪定を逃すと来年咲かないと覚悟したほうがいいです。開花が終わった枝を、地面から30〜50cmのところで思い切って短く切ってください。私も最初はこのルールを知らなくて、春にバッサリ切ってしまい、2年間まったく花が咲きませんでした。あなたも、ランブラーローズを育てているなら、夏の剪定を絶対に外さないでください。
Q: 夏剪定でよくある失敗とその対策を教えてください。
A: 夏剪定で最も多い失敗は、切りすぎることです。「どうせ秋にも咲くから」と、夏にバッサリ切ってしまうと、バラが暑さでストレスを感じて、枯れてしまうこともあります。私も初心者のころに同じ失敗をして、株の半分以上を切ってしまい、その後2ヶ月間花がまったく咲きませんでした。もう一つの失敗は、切る場所を間違えることです。例えば、5枚葉ではなく3枚葉の上で切ってしまうと、そこから出る枝が弱くて花が咲きません。対策としては、切る前に必ず「この芽は外側を向いているか」を確認し、切る角度も45度を守ることです。また、ノックアウト系のバラのように「自己処理タイプ」だからと油断せずに、こまめに花がらをチェックするのも大事です。約30〜40%の花がらが残ってしまうことがあるので、灰色かび病の予防になります。
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